こんにちは
たかぺいです。
3年前にGoProを購入し,縦走から沢登りまで様々な場所で使用してきました。
厳冬期の登山におけるGoProの使い勝手について,つらつらと書いていこうと思います。
GoProを購入した理由
登山に持っていくカメラに悩んでいた3年前の私、、
候補としては下記がありました。
・一眼レフ
・コンパクトデジカメ
・アクションカメラ
・スマホ
持ち運びやすさ,画質,耐久性を考えてGoProを購入することにしました。
特にアルパインクライミングを趣味とする私にとって,持ち運びやすさはかなり重要なファクターです。
持ち運びやすい=取り出しやすいということにもつながります。
沢登では,滝を登っている最中にパシャリ
クライミングでは,懸垂下降中にパシャリ
このように危険な箇所での撮影が多い中,技術もままならない私が一眼レフをザックから取り出して撮影など自殺行為です。。
その点,GoPoであれば胸ポケットから取り出すだけなので,非常に楽なのです。
さらにかなり昔のモデルHero4ですらこんなかっこいい動画が撮影できるのなら,現行モデルであればもっとかっこいい動画が作れるのでは!?という期待もありました。
結論,テクニックです。。
GoProを雪山登山で使用した感想
そんなGoProを雪山登山で3年間使用してみました。
実際にGoProを使って撮影した写真がこちら
雪山撮影画像集

西穂高 西尾根

燕岳

燕岳 燕山荘

大山
いかがでしょうか?
一眼レフとまではいかないですが,意外とうまく撮影できてますよね?
静止画の撮影としてGoProを使用するのは個人的には全然ありだと思います。
特に雪山登山となると手袋をつけた状態で使用することになります。
GoProは胸ポケットから取り出してパシャリするだけなので,手袋をつけた状態での撮影も難なくできます。
ザックを開けて,中身を大事にとりだして,雪が入らないようにレンズを交換して、、、といった煩わしい作業も必要ありません。
私のようなおおざっぱな性格の人間にはぴったりです。
ただし三年間使用して,欠点も見えてきました。
GoPro雪山で使用「ここがおしい、、」
バッテリーが持たない
バッテリーがまったくもちません。。。
雪山登山開始1時間でバッテリーが切れるなんてことも,ざらにあります。
そのため,ここだ!という撮影スポットにつくまでは,取り出さず大事に温めて使っていました。
また,最強のカイロ『マグマ』を懐に忍ばせて温めて使用していました。。
だがしかし!GoProから低温環境下用バッテリーが発売されたのです!!
その名も『Enduroリチャージャブルバッテリー』
出典:GoPro
バッテリー温度-10℃での撮影可能時間
- 5.3K60:56分
- 4K120:50分
- 4K60:76分
- 1080p30:115分
‐10度の撮影環境下でもかなりの時間撮影できるようになっています。
これは素晴らしいですね。
ようやくGoProも本気を出してくれました!
だが、、しかし、、
対応モデルをよく見てください。
GoPro HERO9/10/11
私が持っているのはGoPro HERO8...
自分の体温で頑張ります。。
詳細設定がタッチパネル
GoProの設定は基本的にタッチパネルを使用します。
そのため,手袋をはめている状態ではタッチパネルが反応しません。
設定を変えて撮影する際は,手袋を外して、タッチパネルで設定して撮影といった煩わしさがあります。
撮影した画像を見返す際もタッチパネルを使用します。
ズームができない
被写体や奥行きがある静止画はともかく,風景写真を撮影すると一辺倒でなんの面白味もない画像が出来上がります。
なぜならズームができないうえにかなりの広角なので。
たとえばこんな感じ。。
そこがGoProの売りなのでなにも言えないですが,風景写真をメインに撮影したい!という方には向いていないです。
一眼レフ以上に撮影の構図を考えて,ダイナミックさをだすためのテクニックが必要になってきます。
まとめ
そこまで撮影にこだわらないけど,綺麗な写真を撮りたい!という方にはもってこいだと思います。
一眼レフやコンデジに比べて値段もかなり安いので。
ただし,雪山登山で使用する場合は,低温環境下用バッテリーEnduroリチャージャブルバッテリーの購入をおすすめします。
最新のモデルを購入しなくとも,型落ちで十分だと思います。
いじょっ!