Hiking

【2023年最新】グレゴリーの大容量ザックモデルを徹底的に比較しました!【登山・縦走】

こんにちは!たかぺいです。

登山のザック選びってかなり悩みませんか?特に大容量のザックとなると,値段も上がるので失敗したくないですよね。。

 

「登山 グレゴリー 大容量ザック おすすめ」と調べても知りたいモデルの情報が載っておらず

結局,公式サイトを何度も読み込んで自分なりに理解しようとするけど、、、答えは出ず、、

 

あ~~もういいや!とやけくそで購入して後悔する

 

なんて人もいるのではないでしょうか?

 

そこで今回は,ザック徹底比較第一弾!ということで,グレゴリーの大容量ザックを徹底的に比較しました。

主観はいれず,公式サイトの情報からザックの特徴をまとめて,ぎゅっっと凝縮したので,ぜひ参考にしてください!

 

登山を始めたころから,こんなサイトが欲しいとずっと思っていました。

 

ちなみに今回は「大容量」の定義として,50L以上としています。

なので,一泊登山もしくは,縦走を考えている方は購入前の参考にしてください!

・テント泊 50ℓ~70ℓ

・二泊以上の縦走 70ℓ以上

 

 

こんな方におすすめ

  • Gregory(グレゴリー)大容量ザックの購入を考えている
  • Gregory(グレゴリー)大容量ザックのモデルを知りたい

 

 

Gregory(グレゴリー)ザックの特徴

 

 

”背負う”ではなく”着る”

 

1977年創業という歴史あるブランド『Gregory(グレゴリー)』

創業者ウェイン・グレゴリーが「バックパックにも,ウェアやシューズのように多サイズ展開,フレキシビリティが必要不可欠だ!」と”背負う”のではなく”着る”という発想をもとに商品を開発。

その結果,内蔵ジュラルミンフレームを身体のカーブに沿って曲げられる構造へと進化,可動式ショルダーハーネスで背面長をユーザーごとに調節できるといったフレキシビリティを実現させています。

 

有名になった今でも,人間工学に基づいた革新的なデザインで”背負う”のではなく”着る”という哲学を突き詰めているブランドです!

登山界でもGregory(グレゴリー)のザックの評価は高く,多くの人が愛用していますね!!

特に,重い荷物を持って長距離歩く縦走で使用している人が多い印象です。

 

 

比較項目

『フリーフロートA3・サスペンション』や『バーサフィット・サスペンション』,『フリーフロート360・サスペンション』など名前が多く,いまいちそれぞれのザックの特徴が分かりません。

そこで今回は,各モデルのザックを比較するにあたり,大きく分けて【背負い心地】と【機能性】の二つで比較していきました。

簡単に言うと,

 

  • ヒップベルトは回転するの?
  • ポケット数は何個あるの?
  • 背面長は調整できるの?
  • 防臭加工はされてるの? などなど

 

名前は違うけど機能は一緒だよね?という前提で

  • 基本スペック
  • 背負い心地
  • 機能性

をざっくり比較していきました。

 

機能は一緒だけど実際に背負ってみたら若干違う!ということはあると思いますので,この記事を参考に店頭で背負ってみて購入することをおすすめします!

 

背負い心地

回転式ヒップベルト

引用:Gregory公式サイト

ヒップベルトが柔軟に動くため,登山する際の腰の揺れを吸収できる。

 

回転式ショルダーハーネス

ショルダーハーネスが回転することで,歩行の際にザックが左右に揺れることなく重心を保つことができる。

引用:Gregory公式サイト

背面長調整

引用:Gregory公式サイト

ヒップベルト長さ調整

引用:Gregory公式サイト

通気性

通気性の評価。

口コミと機能から○△×で評価

 

機能性

レインカバー

引用:Gregory公式サイト

レインカバーは付属しているか?

寝袋コンパートメント

ザックの下部に寝袋収納用のジップがあるか

 

サイドボトルホルダー

サイドメッシュポケットとは別にボトル専用のホルダーがついているか?

引用:Gregory公式サイト

サングラス収納

サングラスの収納はできるか

引用:Gregory公式サイト

ハイドレーション取り付け

ザック内にハイドレーションを取り付けることができるか

引用:Gregory公式サイト

ナノ14デイパック連結(ナノコネクト搭載)

ザック内に小さいリュック(別売り)を収納できる。(山頂にアタックする際に使用可能)

 

メイン気室以外のポケット数

収納性を評価

単純にポケットの数がいくつあるのか

 

防臭加工の有無

防臭加工が施されているのか

 

Gregory(グレゴリー)大容量ザックの各モデルの特徴

バルトロ&ディバ

引用:Gregory公式サイト

 

『バックパック界のロールスロイス』の異名を持つバルトロ&ディバ。

その背負い心地の良さから,これまで多くの山男,山ガールを魅了してきました。

 

そのバルトロ&ディバがなんと!

2022年春,4年ぶりにリニューアルされました!

 

 

2022年春モデルの大きな変更点

購入する際,ショルダーハーネスやヒップベルトを体形に合わせて交換していた。(パーツ交換が必要だった)

 ➡ 新モデルでは,交換しなくても調整可能になった。(パーツ交換不要)

バックパネルにエアクッション・メッシュを採用したことで,通気性が前のモデルよりもよくなった。

     ※エアクッション・メッシュ…90%以上が空気のクッション

プラスチックパーツが50%少なくなった

 ➡  軽量化&環境配慮

サブバッグがなくなった

 ➡  旧モデルでは付属だったハイドレーションポケット兼用サブバッグがなくなりました。。。

 

 

背負い心地が大幅によくなったようですね!

今なら,旧型のモデルも安く買えるので,新しいものにこだわらない方には旧型おすすめです!

 

ココがおすすめ

  • ウェストハーネスとショルダーハーネスが無段階で調整可能
  • ウェストハーネスのポケットが大きい!
  • U字ファスナーを使えばメイン気室に簡単にアクセスできる
  • 背中の清涼感がアップ

 

ココが惜しい

  • 多機能であるがゆえにザックの重量が重い
  • 荷物をパンパンに詰めると,外側についているストレッチ式メッシュポケットにアクセスしづらくなる

 

口コミ

最高!これ以外にない!テント泊用に購入しました。
すごくいい!最高にいい!言うことなし!
別売りとなりますが、ショルダーベルト、ヒップベルトが自分の体に合わせて、
カスタマイズ(交換)できます。
当然、そのままのS、M、Lサイズフィッティングでも
十分、他のザックより格段に良いものです。
少し他よりも価格は上ですが、レインカバー、アタックバック(ハイドレーションボトル入れ)、ヒップベルトにポーチ2つがついていますので、これだけでも別で購入することを考えれば安いと思います。

 

他の実店舗で背負ってみてSサイズが良いとわかり、20%ポイントのつくこちらで購入しました。
他にカリマーのリッジ40を持っていますが、バルトロの方が身体に合っているようで、
重さを感じ難いです。
長く使っていこうと思います。

引用:楽天市場

 

 

 

 

バルトロ&ディバPro

通常モデルとの違い

・耐摩耗性の素材を使用(登山用スリングに使われている素材を編み込んでいる)

・重い荷物にも耐えられるように背面の外周パネルの厚さを4mmから5mmに変更

・ヒップベルトとショルダーハーネスの厚みが増しており,より高いクッション性を確保

 

ポイント

  • 長期間の縦走をする方におすすめです!

 

ズール&ジェイド

引用:Gregory公式サイト

通気性抜群のザック『ズール&ジェイド』です。

真夏の登山は,背中にめちゃくちゃ汗かきますよね?

不快に感じる方も多いと思います。

だがしかし!

ズール&ジェイドでは,背中にオープンエアメッシュパネルがついており,背中に常に風が通るようになっているので,通気性抜群です!

 

低山の縦走をする方や背中によく汗をかいて不快に感じている方におすすめしたいザックです!

 

ココがおすすめ

  • 『ベンチレーションバックパック』と呼ばれており,背面にオープンエアメッシュバックパネルがついているので通気性は抜群
  • U字ファスナーを使えばメイン気室に簡単にアクセスできる

 

ココが惜しい

  • ヒップベルトが調整できない
  • 通気性が良い反面,ザックと体が離れてしまい安定しない

 

口コミ

体にフィット感、背中のネットは汗かきの自分には最高に快適です。

引用:Amazon

 

軽い。しっかりしている。通気がよさそう。

テント泊用のリュック55~60リットルを探して、このリュックにしました。体力に自信が無いので軽いくて収納性が良く、また、汗っかきなので、背中の通気性の良い物。サイドポケットにアクセスしやすい物。メイン気室に上下からアクセス出来る物。等々私の要求にほとんど合致していました。先日パッキングして、背負ってみましたが、15kgが実際より軽く感じました。このリュックの登山デビューが楽しみです。

引用:yahoo shopping

 

 

 

 

パラゴン&メイブン

引用:Gregory公式サイト

 

パラゴンは,アメリカで有名なアウトドア専門誌「バックパッカー」の2017年ベスト13に加わったことがあるザックです。

 

機能性はバルトロに若干劣るものの,背負い心地はほぼ同等といっても過言ではないでしょう!

ザック自体の重さはバルトロよりも軽くなっています!

バランスの良いモデルになっています。

 

ココがおすすめ

  • バルトロ・カトマイの下位モデル
  • 機能性やサスペンションを大幅に犠牲にすることなく,ザックの軽量化を実現している

 

ココがダメ

  • 肩幅が平均よりも狭い人にとっては少し背負いづらいとの声もある
  • ショルダーハーネスのポケットが開閉しづらい

 

口コミ

 

ザックは着るもの。とはグレゴリー製ザックの謳い文句ですが、これはあまりそういう感じはしませんでした。以前バルトロを使用していたこともあり、それはまさに着て歩くザックと言っても過言ではないものでしたがこれは普通のザックです。とはいえ各部の作りはしっかりしており、ショルダー及びウェストベルトのクッション性も申し分ないです。フロントアクセスが無いのと一部ストラップ類が極細な点、生地が若干薄く感じる点を除けば完璧です。まぁ、その3点が揃えばバルトロになってしまうわけなので、コスパを考えるとこれで十分です。

 

テント泊用のザックを散々試した結果、これに行きつきました。
私の場合、肩幅は普通なんですがウエストが細く(68cm)合うものが全くないため半ば諦めていましたが、これを試してびっくり。ウエストハーネスの根元で長さ調整が可能なため、ハーネスを引き切ることなく適切な位置でフィット。背面長の調整、腰部分のラバー?なども相まって十分な加重バランス。バルトロと比べると華奢で、外部ポケットも少ないことから安定性や汎用性は落ちますが、4・5日程度の縦走(重量15キロ)程度であれば、軽量なメリットの方が勝るかと。実際3度のテント泊に使用しましたが、アタックザックなども含めて必要十分でした。

引用:Amazon

 

 

 

カトマイ&カルミア

引用:Gregory公式サイト

ココがおすすめ

  • バルトロとズールの中間に位置するモデル
  • 背中の通気性が良い

 

ココが惜しい

  • メイン気室へアクセスできるサイドジッパーは,片側からしかアクセスできないため,反対側の荷物をとりにくい

 

口コミ

現在バルトロ75を使用中。ただテント泊1-2泊だとデカ過ぎる。バルトロ65でも大きそう。バルトロに55リットルがあれば良いのに…と思ってたところに見つけたのがカトマイ55!背負い心地はバルトロと比べても遜色なし(包み込む感はバルトロほどではないが)。
バルトロ譲りのボトルホルダーはやはり使いやすい。バルトロには付属のサブザックが別売なのが残念。フロントのメッシュポケットがもう少し大きいとヘルメットが入れやすいのに(押し込めば入ります。ちなみに使ってるヘルメットはグリベルサラマンダー)
単体で2kg超だけど背負って重さを感じないのはバルトロ譲り。さすがグレゴリーだと思います

引用:楽天市場

 

 

 

スタウト&アンバー

引用:Gregory公式サイト

ココがおすすめ

  • 他のザックと比べると軽いため,スピード登山をする人に向いている
  • 値段もそこまで高くないため,登山入門モデル的な立ち位置

 

ココがダメ

他のモデルに比べると,特に目立った良さはない

 

口コミ

ウエストベルトののポケットにスマホがすっぽり入って取り出しやすいです♪メインの出し入れも操作しやすく使い勝手が良いと思います。使っていてひとつだけ改良して欲しいのが、背にあたる部分の通気性です。ちょっと背中とピッタリ感過ぎて背中に蒸れを感じます。メッシュで少し空間をつけてくれると良いのですが‥

引用:Amazon

 

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

こうして並べてみると,それぞれザックのポイントがわかりますよね!

 

登山においてザック選びはものすごく重要です。

デザインはもちろんのこと,縦走のように長い間背負って長距離歩くような場合は,機能性が重要になってきます。

グレゴリーのザックは特に機能性が高いので,しっかり自分の登山スタイルにあったザックを選ぶようにしましょう!

縦走をメインでやろうとしているのに,アルパイン用ザックを購入すると痛い目みますよ!!

 

楽しい登山ライフを!!

 

いじょっ!!

 

こちらもCHECK

【アルパインクライマー必見】街着でも使えるおすすめのハードシェル6選!【被らない】

続きを見る

 

-Hiking